家で過ごす時間が長くなったことにより、これまで以上に家族と生活する時間が増えました。また、外に出かけて趣味を満喫しなくても、家のなかで満喫できるようになったものもあります。今回の記事では、理想の趣味部屋を作る方法を紹介します。上手にリノベーションして、趣味も生活も楽しみましょう。ぜひ参考にしてください。
理想の趣味部屋を作るには
家族と一緒に過ごす時間とは別に、趣味のための時間を確保したいものです。広いスペースを確保できなくても充分楽しめます。
住まいのなかにリラックスできる空間が欲しい
家族と四六時中一緒に過ごすのは嫌ではないけれど、自分の趣味や仕事に打ち込めるスペ―スが欲しいと考えている人におすすめなのが趣味部屋です。住まいのなかにリラックスできる空間があると、心身ともに元気になれます。家で過ごす時間が長くなると、ストレスを溜めずに快適に暮らせる方法を模索していくのがよいでしょう。
狭いスペースでも工夫次第で快適空間に
4~6畳程度のスペースが確保できればよいのですが、現実はそのようにいかないでしょう。趣味部屋を作る前提で家を建てたりマンションに住んだりしていないからです。そこで、狭いスペースを上手に活用して、快適空間に生まれ変わるようにします。
おしゃれな趣味部屋のリノベーション例
さまざまなリノベーション例があります。自分に合う方法があれば取り入れてみましょう。
1畳程度の床面積で趣味と仕事に打ち込める
寝室と子ども部屋の通路を利用して、趣味と仕事に打ち込めるスペースを作りました。部屋の扉を閉めるとプライベート空間を確保できます。
ロフトで新しいスペースを生む
物置として使用していたロフトを趣味部屋にしました。秘密基地のような感覚が味わえます。リビングにいる家族と視線が合わないので趣味に没頭できます。
リビングにアーチデザインの個室を設ける
柔らかい印象を与えるアーチデザインの個室をリビングに設けました。アーチデザインなので入口部分はリビングから見えますが、壁の部分はリビングから見えません。プライベート空間を確保できます。
壁の配置を変更してプライベートスペースをつくる
周囲の視線を遮るために、部屋を設けるのではなく壁の配置を変更しました。部屋ではないので開放感があります。
玄関への通路を共有して圧迫感をなくす
玄関の隣に2畳程度の半個室のスペースを設けました。デッドスペースを有効に活用できたことに加え、帰宅後すぐに手を洗えるのがメリットです。
階段下のデッドスペースを活用する
階段下にテーブルと椅子を設置して読書スペースを設けました。ちょうどよいプライベート空間ができ上がります。
キッチンスペースも有効に活用できる
キッチンカウンターの傍に趣味部屋を設けました。奥行きがあるのでプライベート空間となります。
趣味部屋のリノベーションに役立つアイデア
アイデア次第で快適空間を作れます。
廊下や通路を活用する
わずかなスペースにテーブルと椅子を設置するだけでも部屋のような雰囲気になります。壁で仕切ることが難しい場合は、壁側を向いて座るようにするだけでも、周囲の視線が気にならなくなります。最初から完璧な部屋を作るのではなく、必要に応じて少しずつアイテムを増やしていくのも有効でしょう。
1~2畳の狭いスペースでも問題なし
プラモデルの製作や読書などの趣味を満喫するために、4~6畳のスペースは必要ないのかもしれません。1~2畳程度の空きスペースを有効に活用しましょう。
寝室スペースを活用する
寝室は日中に使用されることはないので、趣味部屋として活用できます。また、誰かが家を訪問してきた場合、リビングや階段下のデッドスペースなどで趣味を満喫するのは難しくなりますが、寝室であれば誰も入ってこないので趣味を満喫できます。
リビングを趣味の部屋に使用する
思い切ってリビングを趣味の部屋として使用するのも有効です。家族でソファに座ってテレビを観る習慣がないのであれば、そのスペースを活用しましょう。たとえば、運動する器具を置いて家族で体を鍛えるのも有効です。同じ趣味を持っているのであれば、広いリビングで家族と趣味を共有できるメリットがあります。
趣味のグッズを収納する家具にもこだわる
今まで生活していたスペースに趣味部屋を設けるので、これまで使用していた家具を使用することになるでしょう。しかし、狭くても趣味部屋を作れたので、家具にもこだわりたいものです。
たとえば、趣味の本やCDを収納するのに最適な大きさの棚を用意するとよいでしょう。趣味部屋も大事なスペースです。自分が使いやすいようにしていきましょう。
まとめ
家やマンションでは部屋数に限りがあります。使用していない空き部屋があれば趣味の部屋として活用できますが、そのようなパターンはあまりないでしょう。空きスペースを有効に活用するために、リノベーションしましょう。自分だけの趣味の部屋ができると、ますます家で過ごすのが楽しくなります。
また、個性的なデザインにすると友人たちを家に招いてデザインを見てもらいたくなるでしょう。趣味部屋を作りたい人は、インターネットなどで検索すると有益な情報に触れられます。