週末はキャンプを持って出かけるのが趣味、というアウトドア好きの方はたくさんいるかと思いますが、感染症により外出自粛や、子どもが小さいなどの理由で、おうちキャンプを楽しむ方が増えているようです。今回は、おうちキャンプの楽しみ方や、おうちでアウトドアを楽しめるリノベーションのアイディアについてご紹介します。
おうちキャンプとはどんなもの?
おうちキャンプとはいったいどのように楽しむものなのでしょうか?おうちキャンプの楽しみ方をご紹介します。
おうちキャンプとは何か?
おうちキャンプとは、文字通り家でキャンプを楽しむこと。キャンプ場に行かないで気軽にキャンプを楽しむことです。子どもがまだ小さい方、仕事が忙しくてキャンプ場に行く足が遠のいていた方、雨の日などでも楽しむことができます。
最近では、InstagramなどのSNSでおうちキャンプを楽しんでいる方の様子を見ることができます。興味がある方は是非参考にしてみてください。
庭キャンプ
一軒家で庭がある方は、庭にタープ、テントを張ってキャンプの雰囲気を楽しむのがおすすめです。キャンプ初心者の人がテントを張る練習にもなりますし、小さい子どもがいるおうちは、子どもが疲れたらいつものお布団で寝かせてあげることができるので安心。バーベキューをすればさらにキャンプ感を楽しむことができます。
ベランピング
ベランピングは、ベランダ+グランピングをかけ合わせた造語。ベランダで豪華なキャンプを楽しみます。庭よりは狭いので、テーブルやイス、料理グッズを出して楽しんでいる方が多いようです。
部屋キャンプ
部屋の中で中でもキャンプを楽しみたい方は、部屋キャンプもおすすめです。キャンプ用品は、高額なものも多く、たくさん揃えると場所をとります。
普段使いの家具をキャンプ用品にすれば、値段と保管の問題が解決。おしゃれなキャンプグッズを大事に使いたいタイプの人は、部屋でキャンプ気分を味わうのもよいでしょう。
おうちでキャンプごはん
雨の日でも楽しむことができるのが、おうちでキャンプごはんを楽しむことです。キャンプに使うキッチン用品は、しまい込んでしまうとなかなか使わなくなってしまいます。メスティンやホットサンドメーカーなどをすぐ出せるようにしておけば、簡単にキャンプ感のあるごはんをつくれるのでおすすめ。
キャンプ用におしゃれな食器やテーブルを購入しておけば、いっそうキャンプ気分が盛り上がります。普段と違うごはんは、子どもも喜ぶこと間違いなしです。
アウトドア好きによるリノベーションが増えている
アウトドアを趣味にする人が、住宅にもアウトドア要素を取り入れ、リノベーションする例が増えています。アウトドアを住宅にも組み込む魅力とはいったいどういったことなのでしょうか?
アウトドアを住居にも取り入れたい人が増えている
アウトドアといえばキャンプやハイキング、自転車等のアクティビティ。アウトドアのファッションにはまって、そこからアウトドアをするようになったなんて方もいます。
子どもが自然と触れ合う機会づくりにキャンプをはじめたという人もいるなど、最近はさまざまなアウトドアのはじめ方があります。近年は、テレビや雑誌でアウトドアが気軽に取り上げられるようになり、マニアックな趣味ではなくなってアウトドアをはじめるハードルが下がってきました。
近年のアウトドアは身近なものになってきているため、住環境にも取り入れて家でもアウトドアを楽しみたいという人が増えてきています。
アウトドアはインテリアとしても優秀
アウトドア好きの人は、アウトドアグッズが家にあふれている方も多いはず。アウトドア用品は洗練された機能美があり、インテリアとして置いておいても美しいものもたくさん。アウトドアウェアや調理器具は色鮮やかで気分の上がるものが多く、部屋に飾ったり置いておいたりしてもさまになります。
アウトドア感を出すリノベーション例
リノベーションは、中古住宅を自分好みに改修できるところが魅力。アウトドア感のあるリノベーションとはどのようなものなのか、実例をご紹介します。
古木を用いて、山小屋のようなテイストを実現
キャンプグッズは、土間をつくりそこに収納。パンチングボードを設置し、置くものによって棚をアレンジできるよう工夫しています。壁にはこだわりの古木のタイル壁を設置。古木の味わいある素材感が目を惹きます。子どもの様子を見やすいようキッチンの向かいに子ども部屋をつくるなど動線も工夫されています。
ゆったりしたリビングダイニングには、お気に入りの家具を
カリモクの家具が合うようフローリングの色を合わせ、ブラインドも木材を使ったものを取り入れ、統一感のある家づくりに成功。お気に入りのアウトドアグッズは壁にかけて見せる収納になっています。もともとの間取りからキッチンを移動するなどの大きな変更も実現しています。
大きな収納庫を設置
アウトドアグッズを収納するため、間取りを変更しストレージルームをつくったケース。たくさんの棚をつけることで、キャンプ用品が一通り収納可能になりました。ストレージルームにキャンプ用品がまとまっているのでリビングダイニングはすっきり洗練された雰囲気に仕上がり、小さい子どもも安心して過ごせる空間になっています。
まとめ
最近は、グランピングで気軽にキャンプ気分が楽しめるようになり、アウトドアのハードルが低くなっています。家族みんなで過ごす家にアウトドア要素をどう取り入れるかはひとそれぞれ。
アウトドア用品を見せてインテリアとしても飾りたい人、とにかく大量のアウトドア用品をスッキリ収納したい人など、希望が異なります。リノベーション物件で、自分好みのアウトドアを取り入れた住まいを実現してみてはいかがでしょうか。